
6月30日(土)、両国まち歩きを開催しました。この日、駅に集合したのは8人。駅構内に飾られた歴代横綱の巨大パネルが、ちょっと他の駅とは違う雰囲気です。
まず向かったのは回向院(えこういん)。この日は檀家さんたちのご法要があるらしく、いつもに増して大勢の人であふれていました。
私たち

のお目当ては、ネズミ小僧治郎吉のお墓。治郎吉のお墓の石は、受験や勝負ごとにご利益があるとのことで、削って持ち帰ることができます。わがメンバーの中にも子供や家族のためと、一生懸命削り始めた人が。この親の無償の愛を子供たちは分かってる?
次に向かったのは、本所松坂町の吉良邸跡。途中、マンションの敷地横に吉良邸裏門という表示があります。赤穂浪士が最初に討ち入りした場所です。ただの看板なのに、歴史を感じます。
吉良邸跡は小さな公園になっていて、「みしるしあらいの井戸」というのがありました。吉良上野介の首を洗った井戸なんでしょうか。ちょっと怖い。

さらに、芥川龍之介の文学碑を見学し、公園となっている勝海舟の誕生の地へ。勝海舟の記念碑辺りに歴史の説明や坂本龍馬など縁のある人たちのパネルが展示されています。なぜか刀が添えてある椅子があり、男性陣は交互に座って勝海舟気分になったようです。
時津風部屋などを横目にみながら、いよいよ「すみだ北斎美術館」へ。時間が押してしまって、常設展示を見ただけになってしまいましたが、初期の作品から富嶽三十六景まで、ヨーロッパの芸術にも大きな影響を与えた北斎の魅力がわかるような気がしました。

今回のまち歩きの特長は美術館・博物館を巡ること。次は「江戸調東京博物館」です。ここから合流する会員がいて、合計9人に。じっくり見学したいと、懇親会までの時間をすべて見学に取ることにしました。懐かしい車・スバル360と出会えたのが嬉しい。
たくさんの展示が時系列で並んで説明されており、見どころが多いのですが、それぞれの意味あいが分からないとなんとなく見るだけになってしまいそう。ここはガイドが必要だったなと反省。

最後はもちろん懇親会です。両国といえば相撲部屋、相撲部屋の食べ物といえばちゃんこ鍋。ミシュランの星をもらったこともある「ちゃんこ川崎」で、本格的なちゃんことレトロな建物の懐かしい雰囲気の両方を味わえました。

計画したときは雨が降らなければいいなあと思ったのですが、むしろ陽が降るような天気。でも、メンバーは暑さに負けず全部全行程を歩き、帰宅の途に就きました。
次回は8月のよさこい祭り高知ツアーです。
こちらはすでに満員です。戻ったら、ご報告しますね。