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7月8日(土)、大磯まち歩きを開催しました。大磯駅に集合したのは9名。
最初は、旧島崎藤村が亡くなるまで住んだ草庵を見学。私たち世代には懐かしい縁側のある日本家屋です。その後、松並木の元勲通りから太平洋自動車道に出て、海を眺めながら旧吉田邸まで歩きました。
この日は猛暑。1時間ほどの散策でしたが、午前中に歩いてしまってよかったと思いました。
旧吉田茂邸は、吉田茂が生涯を閉じる昭和42年までを過ごした別宅。とはいえ、晩年はほどんど、この家で暮らしたということです。若い政治家が大磯詣でをした話は有名ですね。
入口では、シニア世代のガイドボランティアさんが迎えてくれ、吉田邸の庭や邸宅の内部まで案内してくれました。パンフやサイトでは知ることができない説明を聞くことができ、ガイド料はわずか一人当たり200円。お得です。これから訪問する方は、お願いしてはどうでしょう。ガイドさんは入り口に待機しています。
その後、お隣にある城山公園に移動。公園内の茶室「城山庵」で和菓子とお抹茶の休憩をしました。ここには、国宝だったお茶室を再現した本格的な茶室があります。これも見学させてもらいました。お茶をいただいただけで帰ってしまう人が多いのですが、もったいないですよ。
まち歩きなのに、この後はバスに乗車。というのも、大磯迎賓館でのライチタイムが迫っているからです。
大磯迎賓館は大正時代に豪商が建てた洋館をレストランに改装したもの。広くて気持ちのいいダイニングで、地場の野菜などを使ったランチをいただきました。昼間でしたが、私はスパークリングワインを注文。
ランチ後には、洋館の見学をお願いしました。ステンドグラスが豊富に使われた2階の部屋からは甍の向こうに、青い相模湾の海が輝いています。
遅めのランチだったので、時間はすでに15:00。ここで、いったん解散です。早めに帰宅したい人とは、ここでさようなら。
そして、鴫立庵(しぎたつあん)へ。西行法師が大磯の海岸で詠んだといわれている歌にちなみ、沢の面影を残す景色のよい場所に鴫立沢を作ったのが始まりとか。今では、京都の落柿舎、滋賀の無名庵と並び日本三大俳諧道場として知られているそうです。涼しい沢風が気持ちのいい場所でした。
さて、まち歩きで欠かせないのはお買い物。明治11年創業で吉田茂が愛した「井上かまぼこ店」に寄ってみました。お目当てのさつま揚げはすでに売り切れ。代わりに名物のはんぺんを購入しました。近くにある明治24年創業の和菓子店「新杵」も、すでに営業時間が終了。残念!
でも、もうひとつ、お土産を探せる店が駅前にあります。それは「地場屋ほっこり」。大磯の農産物や手作り惣菜、豆腐、納豆、地元の酒、生シラスなどを販売しています。最後の仕上げに、皆で買い物をして、帰宅の途につきました。
大磯は思ったよりも見どころがあります。「湘南発祥の地」、「新島襄終焉の地」などの碑も目に留まりました。そういえば、今回はいかなかったのですが、大磯ロングビーチや、港の漁師食堂もありますしね。もう一度、ゆっくり行ってみたいと思います。
レポートは、リーダーの松本すみ子でした。
posted by 街歩き・食べ歩き「くうかい」 at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | くうかい実施レポート | |